そんなはずはないと、自分でもわかっていてもやめられず、「手が汚れている、バイ菌がついている」「落とし物をしたような気がする」「戸締りを忘れた」「怪我をさせてしまった」などと、何度も病状によっては数時間も確認する行為を過剰に繰り返してしまい、社会生活において支障をきたすこともあるのが特徴です。

治療方法とその後の注意点

日常生活に支障がない状態までは、治療をはじめて、比較的スムーズに症状が改善していくことが期待されます。一方で、初期の段落であきらめないことが、とても大切となります。
60%位は容易に改善をみられますが、双極性感情障害などが、病状の基盤にあることも多いとされております。 

早めの受診が大切ですが、たとえ時間が経過していても、どうぞご相談ください。薬物療法がとても有効で、認知行動療法・行動療法(曝露反応妨害法)などの併用により安心して改善することが十分に期待できます。